第九回公演『盲年』延期のお知らせ
幻灯劇場第九回公演『盲年』京都・東京二都市ツアー延期のお知らせ
5月22日(金)-24日(日)京都芸術センター、7月30日(木)-8月2日(日)こまばアゴラ劇場にて開催予定の本公演について協議を重ねた結果、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、やむをえず開催延期とすることを決定いたしました。
2021年度への延期を検討しております。実施日程など詳細が決まり次第、改めて本サイト及び劇団SNSなどでご案内いたします。今回は非常に残念ですが、是非延期した公演へいらしていただけると幸いです。
事態の早期収束とみなさまのご健康を、心からお祈りしております。
幻灯劇場
作家の藤井よりコメント
藤井颯太郎です!5月の『盲年』京都公演、7月の東京公演を延期します!「中止ではなく延期です!!」と宣言できるよう、この半月、色々な人とお話しをしてきました。
この公演は企画が昨年5月から始まり、作品製作は今年2月から始まっておりました。本来であれば、4月頭に上演予定の会場を一週間お借りし、スタッフとキャストを集めた集中製作期間をもうけ、通し稽古(物語の最初から止めずに最後まで上演する稽古)をやる予定でした。
悔しいけれど、僕達はこの延期をとても前向きに捉えています。
ペスト流行中のロンドンでシェイクスピアは「リア王」や「マクベス」を執筆しましたし、ケンブリッジ大学が閉鎖された1年半の間に、ニュートンは「万有引力」をはじめとする、生涯における三大業績の着想に至りました。延期される『盲年』や、この期間に書かれる僕の作品は、僕の人生の中で最も意味のある作品の一つになると思っています。楽しみにしていて下さい!
幻灯劇場は直接人が集まることができない期間も、無謀なこと、くだらないことをしていこう思っています。是非おつきあい下さい。
最後に。
京都芸術センターへ延期について相談しにいった折、担当の方から「他の作家さんよりも、もう少し長くお付き合いできることになりそうですね」というお言葉を頂き、眼からとろろが出ました。
この作品に興味を持ってくださった皆さん、俳優やスタッフ、劇場の皆さんと、いつもより少し長くお付き合いできることを光栄に思います。
藤井颯太郎
gentogekijo@gmail.com
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