幻灯劇場 新作『鬱憤(仮)』出演者募集

2022年7月上演予定の『鬱憤(仮)』の出演者を募集します。

幻灯劇場は京都府が主催する『U30支援プログラム』2019-2022年度枠に採択され、第一弾として『盲年』、第二弾として『0番地』を製作、上演してきました。

プログラム最後の公演となる第三弾は「鬱憤」をテーマにした群像音楽劇の新作を予定しています。つきましては、2022年7月京都府立文化芸術会館にて上演予定の新作『鬱憤(仮)』の出演者オーディションをWS(ワークショップ)形式で行います。


作家の藤井から「鬱憤」について

僕は理不尽なこと腹が立つことに遭遇したとき、その状況を戯曲にする癖がある。日々溜まっていくそのメモの山を僕は『鬱憤戯曲集』と呼んでいて、いつか出版して金に変えてやることをモチベーションに毎日コツコツ鬱憤集めに精を出している。どんなに理不尽なことで怒られようと、鬱憤戯曲集が充実していくと考えれば、感謝の気持ちが沸いてくる。むしろ欲張って少し余分に怒られてしまうことさえある。

次回作はこの鬱憤戯曲集の中から選りすぐりの鬱憤を軸にして書くつもりでいたのだが、自宅から出ない日々がウンザリ続く中で、自分への興味がだいぶ薄れてしまった。今は誰かの鬱憤を聞いてみたい。そういう訳で、劇団公演で初めて出演者を募集してみることにした。

作品のスタイルは『0番地』に近くなると思います。『0番地』は出演者達の話を聞きながら「居場所を失った人たち」の群像劇を作っていきました。今度は同じやり方で「鬱憤を抱える人たち」の物語を作っていきます。

あらかじめ配役や定員が決まっているオーディションでもないので、ワークショップ形式でいろいろやりながら、一緒に作品を作って楽しそうな人、あるいは"良い鬱憤"を抱えてそうな人に出会いたいと思っています。UNDER30というプログラムですけどOVER30の方も大歓迎です。皆さんのご応募お待ちしてます。

藤井颯太郎


※『0番地』をご覧になっていない方は、物語や上演風景、歌詞の一部などをこちらにまとめているのでよろしければ参考までに覗いてみて下さい。


撮影:中谷利明


公演概要

新作『鬱憤(仮)』

脚本・演出:藤井颯太郎

本番日程:2022年7月15日(金)~16日(土)(予定)

会場:京都府立文化芸術会館


稽古スケジュール

2022年4月16日(土)~7月12日(火)のうち、週3回(水、土、日曜日)程度を予定

稽古会場:京都市内

※詳細なスケジュール、稽古会場などは合格者の方に追ってご連絡、調整いたします。

オーディション概要

<エントリー受付〆切 2022年3月21日(月・祝)【23:59必着】>

◎応募条件

・2022年4月1日時点で18歳以上の方。

・国籍不問(ただし、相応の日本語でのコミュニケーション能力を必要とする)。

・2022年4月のWS(ワークショップ)オーディションに参加できること。


◎WS候補日程

①4月2日(土)13時-15時

②4月2日(土)16時-18時

③4月3日(日)13時-15時

④4月3日(日)16時-18時

WS会場:京都市内

※検温、マスクの着用、手指の消毒をお願いしております。37.5℃以上の方、また体調不良の方は参加をお断りする場合があります。あらかじめご了承ください。

※WS参加費なし


◎待遇謝礼

あり

※本オーディションの参加に関しての謝礼や交通費の支給はありません。

※チケットノルマなどの公演参加費は徴収しません。


◎応募方法

下記リンクより登録フォームにアクセスし、入力してください。(メール・郵送での応募不可) ※Googleアカウントからのログインが必要です。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdcAZP-V-GlJ7W4WMTk6yxPmUiArqmg0H1W49A5PF_ed3Lf9A/viewform?usp=sf_link


※オーディションの詳細につきましてはメールでご連絡いたします。幻灯劇場からのメール(gentogekijo@gmail.com)が受信できるメールアドレスを必ずお書きください。

※ご提出いただいた情報は、今回の新作『鬱憤(仮)』出演者募集の選考にのみ使用し、選考後破棄いたします。


お問い合わせ先

gentogekijo@gmail.com(メールが届くように受信設定してください)

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